女性が輝く時代
花村 邦昭(著)
四六判 268頁 上製
価格 2,800円+税
ISBN 978-4-86251-188-1 C0030
内容
男性性(マスキュリニティ)が立脚するパラダイムは「機械論パラダイム」であり、規格品の「ものづくり」や、定型的な「制度運営」をもっぱらとする世界ではこのパラダイムは有効であった。しかし、現代のような「全体」と「部分・要素」を分けること自体に問題がある複雑系社会では、“いのち”を育む性である女性性(フェミニティ)にいっそう親和的なパラダイム、「生命論パラダイム」が有効である。この生命論パラダイムによって、「働く」という人間的営為を包括的に捉え直すならどういう世界が新たに見えてくるか、それを本書では考察している。
目次
はじめに
Ⅰ「仕事」の流儀
Ⅱ「卓越」という生き方
Ⅲ「生きる」とは
Ⅳ「自分」を生きる
おわりに
参考文献
あとがき
著者プロフィール
花村 邦昭(ハナムラ クニアキ)
学校法人大妻学院理事長