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医家のための東洋医学入門
水嶋丈雄 著
B5判 上製 120頁
3800円+税
ISBN978-4-86251-132-4 C3047

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鍼灸治療の極意は、自律神経の変化にこそあるのです。昔から、鍼灸には瀉法と補法という概念があり、これはまさしく自律神経の変化を念頭に置いたものなのです。では今、鍼灸治療に携わる者として、何をしなくてはいけないのか?自律神経の変化から鍼灸治療を理解し、自分の意のままにそれを変化させる技術を身につけること。これこそが、患者さんがもっとも病気の治りやすい状態を作ってあげることにつながるのです。

目次

はじめに

1.鍼灸治療と自律神経
1.浅針による副交感刺激
2.脈診の基本
3.針の用い方
4.重要経穴

2.自律神経の見方
1.鍼灸治療と自律神経
2.鍼灸治療による治癒力の上昇

3.鍼灸経穴のまとめ
1.近位作用
2.弁証作用
3.特殊作用
4.経別の鍼灸需要経穴のまとめ
手太陰肺経(てたいいんはいけい)
手陽明大腸経(てようめいだいちょうけい)
足陽明胃経(あしようめいいけい)
手少陰心経(てしょういんしんけい)
足少陰腎経(あししょういんじんけい)
足太陰脾経(あしたいいんひけい)
足太陽膀胱経(あしたいようぼうこうけい)
背部兪穴 (はいぶゆけつ)
足少陽胆経(あししょうようたんけい)
足厥陰肝経(あしけっちんかんけい)
手厥陰心包経(てけっちんしんほうけい)
手太陽小腸経(てたいようしょうちょうけい)
手少陽三焦経(てしょうようさんしょうけい)
5.奇経(きけい)の作用
督脈(とくみゃく)
任脈(にんみゃく)

4.経方理論
1.気の流れ
2.経方からみる人体

5.パーキンソン病の治療
1.鍼灸におけるパーキンソン病とは
2.ケース別にみる治療方法
1.ドーパミン不足の場合
2.ドーパミン過剰の場合
3.自律神経症状が強い場合
4.すくみ足が強い場合
5.腰痛が強い場合
6.小字症・小音症の場合
7.ヤール3以上の関節固縮の場合
3.パーキンソン病治療のピットフォール
1.MSA(多系統性萎縮症)
2.進行性核上性麻痺
3.脳血管性パーキンソン
4.黒質・線状体変性症
5.LBD(レビー小体性認知症)
4.パーキンソン病の国際評価基準
5.症例
症例1/症例2/症例3/症例4

6.腰痛の治療
1.ケース別にみる治療方法
1.筋・筋膜性腰痛
2.軟骨性腰痛
3.骨性腰痛
4.坐骨神経痛
2.症例
症例1/症例2

7.頚肩腕症候群の治療
1.ケース別にみる治療方法
1.筋肉疲労による肩こり
2.頚椎症による肩こり
2.症例
症例1

8.肩関節周囲炎の治療
1.ケース別にみる治療法
1.肩板炎症
2.関節唇の障害
3.凍結肩
4.肩板

9.膝痛の治療
1.ケース別にみる治療方法
1.変形性膝関節症
2.症例
症例1

10.皮膚科疾患の治療
1.ケース別にみる治療方法
1.小児アトピー
2.学童・成人のアトピー
2.症例
症例1/症例2

11.心身症の治療
1.ケース別にみる治療方法
1.うつと不安神経の場合
2.パニック障害
2.短脈
3.症例
症例1/症例2

12.自律神経失調症の治療
1.鍼灸における自律神経失調症
2.症例
症例1/練習症例

13.癌の治療
1.鍼灸における癌の治療
2.症例
症例1/症例2/症例3

14.C型肺炎の治療
1.ケース別にみる治療方法
1.C型肺炎キャリア
2.症例
症例1

15.関節リウマチの治療
1.ケース別にみる治療方法
1.初期の関節リウマチ
2.中期の関節リウマチ
3.進行期の関節リウマチ
4.膠原病に合併する関節リウマチ
2.症例
症例1

おわりに