自律神経免疫療法 実践編
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福田稔、済陽高穂 著
A5判 並製 179頁
3000円+税
ISBN978-4-86251-113-3 C3047
好評を博した『自律神経免疫療法「入門編」』に続く[実践編]をついに刊行! 免疫療法と食事療法の両権威による難病克服への処方箋。
・「つむじ理論」に進化、発展を遂げた自律神経免疫療法を新しい症例から明らかに。
・数多くの難治性ガンを克服してきた済陽式食事療法と自律神経免疫療法による免疫力アップのための処方箋を提示。
・済陽式食事療法が推奨する実践レシピとメニューを掲載。
目次
はじめに
第1章 自律神経免疫療法とはなにか
自律神経免疫療法発見のヒント
晴れた日には盲腸患者が増える
安保教授との共同研究がスタート
白血球と自律神経の関係を突き止める
免疫システムの中心、白血球
白血球の自律神経支配の法則の発見
検証・気象と免疫力の変化
自律神経の乱れが病気を起こす
◆自律神経に乱れがなく白血球のバランスがよい状態
◆慢性的な交感神経緊張状態
◆慢性的な副交感神経の過度な優位状態
◆交感神経が過度に緊張した場合
顆粒球による組織破壊
リンパ球減少による免疫低下
排泄・分泌能の低下
アドレナリンの過剰な作用による血流障害
体温低下による免疫力の低下
◆副交感神経が過度に緊張した場合
リンパ球増加によるアレルギー疾患の発症
排泄・分泌能の亢進
アセチルコリンの過剰な作用による血流障害
プロスタグランジンの過剰な作用による知覚過敏
気力・活力の減退
自律神経の乱れを解消すれば病気は治し易くなる
井穴・頭部刺絡療法から自律神経免疫療法へ
井穴・頭部刺絡療法との出会い
自律神経免疫療法の確立
治癒には患者さんの努力が不可欠
自律神経免疫療法の今とこれから
自律神経免疫療法の今
自律神経免疫療法のこれから
第2章 自律神経免疫療法の具体的な治療方法
自律神経のバランスを整え自然治癒力を向上させる
つむじ療法
「頭熱足寒」から「頭寒足熱」への改善
白血球のバランスを治療の目安とする
治療の見通しを伝えられる
白血球データによる病態把握
血液データを示すことは生活改善の指標となる
血液検査の実施方法
血液検査表の見方
つむじ理論による治療の実際
治療点を見つけるコツ
「診て、聞いて、触って、話す」ことが治療の基本
3種類の治療器具
つむじ療法の治療のポイントと治療の流れ
治療後の患者さんに生じる変化
治療の間隔
自分で治すという考え方
運動で毒出しをする
乾布摩擦・半身浴の効用
症例1:精巣腫瘍の転移した胸壁腫瘍が消失
症例2:乳房切除術を行わずに乳ガンと共存
症例3:余命1年と思われた末期ガンで4年生存
症例4:ステロイド剤を離脱してリウマチの痛みを克服
症例5:治療法がないと言われた皮膚炎がきれいに治った
症例6:歩行困難な状態から2年足らずで農作業に復帰
症例7:腎機能値が改善し、体力が目覚ましく回復した
症例8:曲げられなかったひざの状態と尿の出が徐々に改善
第3章 自律神経免疫療法体験談
死を思うほど辛かったリウマチが寛解した/磯田裕子(仮名,38歳)[派遣社員]
思いがけない病気の発症
「リウマチ」の診断に落胆
効かなくなっていく薬
死を望むほどに打ちのめされる
福田先生との出会い:「病気は自分で治せ!」
見たことのない治療
ステロイド剤が無くても大丈夫
病気を自分で治す努力
病気をコントロールする
しつこかった気管支喘息が治った/内藤幸子(仮名,72歳)[主婦]
治せる病院を探して
1日で治った!?
やってきたリバウンド
見よう見まねで
痛い治療のおかげで胸壁腫瘍が消えた/須藤武夫(仮名,53歳)[会社員]
想像もしなかった転移
リンパ球数の激減が判明
友人と妻に連れられて通院
痛い治療
ガンが消えた
リンパ球の数が増えはじめた
全摘出を告げられた乳ガンと共存できた/小原慶子(仮名,48歳)[会社員]
信じられなかった乳ガンの宣告
全摘手術との宣告
福田先生との出会い
聞きたかった言葉
ガンには負けられない
第4章 済陽式食事療法の実際
済陽式食事療法の実績
症例1:晩期直腸ガンが9カ月で完全に回復
症例2:進行食道ガンが消えた
症例3:再発し、転移した何カ所ものガンが消えた
先進国中、日本でのみ増加するガン死
マクガバン・レポートの衝撃
ガン予防の原点
日本人の食生活の変化
日本人の食生活は3回変化した
沖縄県の「26ショック」
5年生存率52%のショック
食事療法研究のきっかけ
ガンの4大原因
(1)塩分の過剰摂取
(2)クエン酸回路の障害
(3)過剰な活性酸素の発生
(4)動物性タンパク質・脂肪の過剰摂取
野菜・果物、海藻・キノコ類の摂取
大量の野菜・果物の摂取
免疫賦活、代謝調整に有効な食品の摂取
ガンの3大療法と済陽式食事療法の関係
手術
放射線治療
抗ガン剤
済陽式食事療法の有用性
自然治癒力を引き出す済陽式食事療法
ガンを治すための済陽式3原則
高齢になっても機能する腸管免疫
骨髄と胸腺
免疫器官としての腸管の役割
プロバイオティクスとプレバイオティクス
腸内環境の保持
経腸栄養法:プロバイオティクスとプレバイオティクス
メチニコフ・光岡理論(バイオジェニクス健康法)
済陽式食事療法の8つの原則
原則1:限りなく無塩に近い塩分制限
原則2:動物性(四足歩行動物)のタンパク質、脂肪の摂取制限
原則3:新鮮な野菜・果物の大量摂取
原則4:胚芽を含む穀物、豆・芋類の摂取
原則5:乳酸菌(ヨーグルト)、海藻、キノコ類の摂取
原則6:レモン、ハチミツ、ビール酵母の摂取
原則7:オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油の活用
原則8:自然水の摂取
禁煙・断酒
食品添加物は避ける
済陽式食事療法の進め方
食事療法を始める時期
食事療法の継続期間
「腹七、八分」の実行
緑茶の効用
食事以外の留意事項
済陽式食事療法のメニューとレシピ
(1)乳ガンのOさん(女性・41歳)のある日のメニュー
◆鶏ササミと野菜の煮もの
(2)多臓器ガンのMさん(男性・80歳)のある日のメニュー
◆サワラの味噌煮
(3)悪性リンパ腫のKさん(男性・89歳)のある日のメニュー
◆サケのホイル焼き
(4)胃ガンのIさん(男性・41歳)のある日のメニュー
◆豆乳鍋
(5)前立腺がんのUさん(男性・84歳)のある日のメニュー
◆中華野菜あんかけ
(6) 大腸がんが転移したBさん(男性・62歳)のある日のメニュー
◆野菜餃子