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夢を追う12の企業家たち
早川和宏 著
四六判 並製 275頁
定価 1,500円+税
ISBN978-4-86251-140-9 C0034

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本書には12のベンチャーの成功秘話が書かれている。どの企業家たちも、ただ順風満帆に会社を大きくできたわけではない。どこかで必ず挫折があり苦悩がある。それを乗り越えた力は何だったのか? 夢を現実にする原動力となったのは何か? 本書に収録した「知られざる世界No.1」と言えるベンチャーの物語は、わが国のすべての企業家経営者・ビジネスパーソンに仕事への大いなる意欲と勇気を与えるだろう。

目次

はじめに
世界でいちばん楽しい会社─夢を追う12の起業家たち

第1話
世界で一番楽しい会社づくりを目指す広告会社
「DACグループ」(石川 和則 代表)
◆ 北極点・南極点をクロスカントリーで制覇した冒険王社長
◆ 不況の広告業界で驚異的な急成長を続ける
◆ 「冒険には感動があり、人生のすべてがある」

第2話
目標は世界No.1EVカンパニーを掲げる
「テラモーターズ」(徳重 徹  社長)
◆ 創業二年足らずでEV(電動輸送機器)バイク業界トップに躍進
◆ 日本から世界を目指すシリコンバレー型ベンチャー
◆ ベトナム工場を新設、世界を驚かせるEVバイク生産が始まる

第3話
世界初の人工太陽照明灯を開発した
「セリック」(佐藤 泰司 会長)
◆ 世界一のサーチライトを研究開発する
◆ 万病に効く医療器具「光線治療器」を開発
◆ 日本でしかできないモノづくりを目指す

第4話
電子看板・広告(デジタルサイネージ)で世界のトップを行く
「ピーディーシー」(菅原 淳之 社長)
◆ パナソニック期待の社内ベンチャー第1号
◆ 看板広告の可能性を広げるデジタルサイネージ
◆ 災害時に活躍する世界初のソーラー蓄電サイネージ

第5話
自然の持つ力、フリーエネルギー分野で最先端を行く一般財団法人
「テネモス国際環境研究会」(飯島 秀行 理事長)
◆ 自然の力を使ったフリーエネルギーモーター、風力発電装置
◆ 「平成の宮沢賢治」がつくった振動羽ばたき原理による飛行機
◆ 抹殺された放射性物質の処理

第6話
香りによる社会貢献を企業理念にする?「シームス・旧ピクセン」(漆畑 直樹 社長)
◆ ニオイテクノロジーから生まれた香りセンサー
◆ 環境改善型香り発生機/空気清浄機
◆ ニオイを使ったガン検査チップの開発

第7話
日本型バイオ・お米の持つ無限のパワーを追求する?「勇心酒造」(徳山 孝 社長)
◆ ライスパワープロジェクトから生まれた化粧品
◆ 大手化粧品、製薬メーカーで使われる「ライスパワーエキス」
◆ 売上高に占めるお酒の割合は一%以下

第8話
まずい酒こそがいい酒である(?)との持論を展開する?「樋木酒造」(樋木 尚一郎 社長)
◆ 地元でしか手に入らない本当の地酒「鶴の友」
◆ アルコールと健康をテーマに、食中酒としての少量飲酒を説く
◆ 古来からのかめ仕込みによる焼酎ブームの仕掛人

第9話
外食からクリーンな水・地球・環境ビジネスを展開する?「いちごホールディングスグループ」(宮下 雅光 社長)
◆ 仙台発「顧客満足度日本一」の宅配ピザ「ナポリの窯」
◆ 3・11後の現地で活躍した移動型飲料水化システム
◆ エンジェルとして環境ベンチャーを展開する

第10話
ネット通販の「豆腐取寄」人気日本一の京都・百幸豆富の?「マイクロヒルソン研究所」(栫井 勇一 社長)
◆ 大豆一〇〇%丸ごと豆腐は環境にも栄養にも美容にも良い
◆ 大豆を超ミクロパウダーにするプラント機器
◆ 社名に込められた世界No.1の由来と目標

第11話
郵便番号だけで届く世界一ユニークな社名の?「株式会社△□○(みよまる)」(福田 剛 会長)
◆ 真っ赤なスーツの社長は歩く広告塔
◆ 起死回生のために行った死んだつもりの「生前葬」
◆ 「頑張ろう」は禁句、社会貢献が業績向上につながる

第12話
オフィスを茶室にした日本で一番小さな社労士事務所?「河原社会保険労務士事務所」(河原 孝朗 所長)
◆ 人気の資格ビジネスの意外な背景
◆ 茶室オフィスからネットで配信される「都会のアボリジニ計画」
◆ 「良い社会」実現のための二十一世紀の教育法「天国の特訓」

あとがき

著者プロフィール

早川和宏(はやかわ・かずひろ)
1948年生まれ。
立教大学経済学部にてマルクスの哲学および弁護法・マックスウェーバーの社会学を学ぶ。卒業後、社会派ジャーナリストとして活躍。心の変革、社会の変革を目標に掲げ、幅広いテーマに取り組んでいる。ひとりシンクタンク「2010」代表。
主要著書として『魔法の経営』(三和書籍)、『会社の品格は渋沢栄一から学んだ』(出版文化社)など。訳書として、ミナ・ドビック著『ミラクル』(洋泉社)。