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森田勇造 文・写真
B5判 並製 145頁
定価 3,500円+税
ISBN978-4-86251-137-9 C1039

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内容

アラビア半島のような自然環境の厳しい乾燥した砂漠や荒野に生きる人々は、自然を征服し、他部族との戦いに勝ち、常に戦闘的態勢が必要であった。湿潤な日本の社会の自然環境とは異なった、大陸性気候で乾燥の厳しいアラブ諸国の人々は、今もイスラム教の戒律に従って、伝統的な共同体の規則を守っている。日本ではまだあまり紹介されていない西アジアの厳しい自然と人々の生活文化の一端を写真と文で紹介する。

目次

はじめに
1 オマーン
海とオアシス
女たちの宴

2 カタール
緑の園ドーハ

3 バハレーン
古墳群とエデンの園

4 クウェート
ペルシャ湾の漁師

5 サウジアラビア
砂地で遊ぶ子どもたち
ジェッダの旧市街

6 イエメン
首都サナアのバザール
天空の町ハジャラ
岩の上の宮殿ダル・ハジャル
双子の町シバームとコーカバン
荒野の防衛都市スーラ
7 キプロス
分断されたレフコシアの子どもたち

8 ヨルダン
アンマンの子どもたちの遊び
文化遺産ペトラと自然遺産死海

9 イスラエル
街に子どもの見えないテルアビブ

10 トルコ
泥棒やスリの多いイスタンブール
カッパドキア高原の自然と文化

11 アゼルバイジャン
火の町バクー
古代人の記録、岩面画

12 グルジア
トビリシの熱い夜

13 アルメニア
ゲハルド修道院に詣でる人々

著者プロフィール

森田 勇造(もりた ゆうぞう)
昭和15年高知県宿毛市生まれ
昭和39年以来、世界の諸民族の生活文化を踏査し続ける。同時に野外文化教育の研究と啓発、実践に努め、青少年の健全育成活動も続ける。元国立信州高遠少年自然の家所長。元国立大学法人東京学芸大学客員教授、現在、社団法人青少年交友協会理事長、野外文化研究所所長、野外文化教育学会顧問、博士(学術)、旅行作家。
〈主要著書〉
『日本人の源流を求めて』(講談社)昭和48年、『わが友、騎馬民』(学研)昭和53年、『日本人の源流』(冬樹社)昭和55年、『シルクロードに生きる』(学研)昭和57年、『「倭人」の源流を求めて』(講談社)昭和57年、『秘境ナガ高地探検記』(東京新聞社)昭和59年、『チンギス・ハンの末裔たち』(講談社)昭和61年、『アジア大踏査行』(日本文芸社)昭和62年、『天葬への旅』(原書房)平成3年、『ユーラシア二一世紀の旅』(角川書店)平成6年、『アジア稲作文化紀行』(雄山閣)平成13年、『地球を歩きながら考えた』(原書房)平成16年、『野外文化教育としての体験活動─野外文化人のすすめ─』(三和書籍)平成22年。