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日本のヒューマンパワーで突破せよ!
多田 幸雄・谷口 智彦・中林 美恵子 共編 著
四六判 並製 278頁
1,800円+税
ISBN978-4-86251-055-6 C3031

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内容

本書は、閉塞感でいっぱいの日本の現状を憂い、その突破口を市民の力に求め、その重要性と可能性を追求した。オバマのアメリカにも対抗し得る力強い市民国家を実現することを目的としている。

目次

はじめに

序章 これでいいのか、現在の日本  中林 美恵子

激動の世界情勢
世界秩序変化のきざし
取り残される日本
個人が公を担う

第1章 二〇一〇年(安保改定五十周年)を日米関係の節目に  谷口 智彦

二〇〇九年からの三年がまたとない好機
中国を既存秩序の挑戦者とさせないために
日米同盟の耐久力をどう高めていくか
集団的自衛権の即時有効化が急務
農政改革の延長上に高度な日米経済連携協定を

第2章 有事こそ民間パワー  多田 幸雄

CSR=ゴミ拾いと植林事業を超えるアプローチの模索
住宅バブルに代わる次の成長エンジンは何か?
CSRを次世代の経営に広げていくための提案

第3章 突破力1 日本語教育  蘇(占部) 寿富美

日本語教師としての駆け出し時代(香港)
ハワイ大学大学院生時代
キャリア意識形成時代(シンガポール)
トロント大学大学院生時代
アイデンティティ確立時代(アメリカ)
国際戦略は日本語教育から
中国語教育との競争
日本語教育の課題

第4章 突破力2 人材育成  ジェームス・ミラー

個人的経験の背景、三度の来日を通じた国際化の経験
スコットランドから日本へ
福井県での体験─田舎者だから見える共通点─
日本の行政に身をおいて
ジャパン・ハンドとパートナーズへの対策には行って帰ってくるエスカレータが必要

第5章 突破力3 国際基準のNPO  多田 幸雄

ワシントンから見る日本研究の興隆と衰退
ロータリークラブの活動から見るワシントン
意外に冷たかった周囲の反響
支援事業のパイロットPJの試みと失敗
反省会と次なる一手を考える

第6章 突破力4 女性パワー

学業と母親業の両立  リンダマン 香織

女性の社会参加と結婚・出産
大学卒業後アメリカへ留学
アメリカで就職
結婚、そして再び大学院へ
妊娠、そして出産
育児と勉強の両立
第二子出産と「育児ストレス」
果てしなく続く「博士論文」の道
これからの活躍が期待される日本女性へ

企業戦略は女性の多様性から  後藤 由美

日本の総労働力の現状
日本女性の労働力の現状と企業の雇用確保戦略へのヒント
女性進出度の国際比較
ダイバーシティー・マネージメントについて
ケース分析とダイバーシティー・プランの考え方
社内ダイバーシティー推進の成功の鍵
女性のやる気は本気
社内コンサルタントの勧め
女性ダイバーシティーをリードするに至るまでの自分のベースは?─キャリア一年目
二回目の渡米と就職
民間女性パワー

働く女性が社会構造を変える  和田 絵里香

ジェンダーギャップ・ランキング─男女の格差
女性の就業率──M字カーブ
賃金格差
女性の役割──労働生産性の向上とワーク・ライフ・バランスの向上
日本の将来図

第7章 ジャーナリスト三人に聞く
オバマ・アメリカとワシントン報道の真実

 [司会・構成] 谷口 智彦/会田 弘継(共同通信)
堀田 佳男(フリーランス)/飯田 香織(NHK)

オバマ選出をどう見たか
言葉の力とは何か
「受けない話」を東京にどう売るか
英語ができない特派員って
「宗教」という難物を伝えるには
記者が幸せになるとき
ホワイトハウスとの「格闘」
アメリカはこれからどうなる
日本よ雄弁な言葉を持て

第8章 目覚めよ、日本のヒューマンパワー ケビン・ドーク/中林 美恵子

日本における公共性の概念と歴史──その問題の所在──
ヨーロッパに登場した公共性の概念
日本への影響
徳川時代の統治
幕末から明治時代初期
戦後から現代へ
日本型NPO
最も大きな民間パワー
社会起業家
個人の公共性

あとがき

略歴

著者プロフィール

【共編者】
多田 幸雄(ただ ゆきお)
1976年、北海道大学農学部(農業土木)卒、土木施工管理技師。仏リヨン国立応用科学研究所(都市工学)、米国バンダービルト大学経済学部(開発経済) 修士課程を経て、米国ブルッキングス研究所客員研究員(通商政策)。1976年日商岩井入社、東京本社、リビア、ベトナム、台湾などに勤務。1997年から米国ワシントンD.C.駐在、日商岩井米国ワシントン店長、Sunrock Institute所長兼務を経て、双日米国ワシントン支店長。米国認定NPO法人CEPEX理事長。ワシントン・ロータリークラブ双子クラブ共同委員長。内外の大学・研究機関・省庁にて講演・著作発表多数。

谷口 智彦(たにぐち ともひこ)
香川県高松市生まれ。1981年、東京大学法学部卒業、日本朝鮮研究所(現代コリア研究所)などを経て1985~2005年、「日経ビジネス」編集、日経 BP社主任編集委員。この間プリンストン大学でフルブライト客員研究員、上海国際問題研究所客座研究員、ブルッキングス研究所招聘給費研究員。ロンドン特派員期間中ロンドン外国プレス協会会長(スエズ以東から初)。2005~2008年外務省外務副報道官、広報文化交流部参事官。外国プレス対応に加え対外広報全般に携わった。2008年8月以降東海旅客鉄道(JR東海)常勤顧問。

中林 美恵子(なかばやし みえこ)
1992年、米国ワシントン州立大学大学院政治学部卒業(政治学修士)。同年アメリカ上院予算委員会で連邦公務員として正規採用され、93年から約10年間、米国の財政・政治の中枢で公務に専念。帰国後、独立行政法人経済産業研究所研究員、米ジョンズホプキンス大学客員スカラー等を経て、2006年より跡見学園女子大学マネジメント学部准教授、および中国人民大学客員教授、米国認定NPO法人CEPEX理事。公職には、財政制度等審議会、科学技術学術審議会国際委員会、総合資源エネルギー調査会などの委員、衆議院法制局・調査局客員調査員など兼務。