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未来は地域で完結する小規模分散型社会
鮎川 ゆりか(著)
A5判   280頁  並製
定価 2,400円+税
ISBN 978-4-86251-181-2 C0033

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内容

本書は、「エネルギーとは何か」という基本的なところから書き起こし、エネルギー利用の歴史、今主流として使われている大量の化石燃料がどのように環境へ悪影響をもたらしているかなど、環境との共存が求められる現在の「エネルギー利用」の意味を解き明かしていく。
 前半では、福島原発事故から4年後の検証として、当時とその後のエネルギー問題を取り上げる。また、エネルギーと環境、特に地球温暖化問題を見据えながら、化石燃料と原子力をどう考えるかを解き明かす。
 後半は、これからのエネルギーとしての、あらゆる側面からの徹底した省エネルギーの世界、再生可能な自然エネルギー、そしてこれらをどう使い回していけば、環境と共存できる社会が成り立ちうるか、と展開していく。
最後に、目指す方向として、地球温暖化対策にも直結する小規模分散型社会の提案を行う。その姿を具体的に模索・実現しつつある岩手県紫波町を例に、地域で完結する小規模分散型自立社会が、実現性のあるものであることを示す。

目次

第一章 3・11から見えてきた日本のエネルギー問題
第二章 エネルギーの基礎知識
第三章 化石燃料と電気
第四章 原子力発電
第五章 フクシマ原発事故はなぜ起きたか
第六章 原発を支えてきたのは、我々の払う電気料金
第七章 「節電の夏」賢く―省エネルギー革命
第八章 「省エネ」「創エネ」のカギは熱利用
第九章 再生可能な自然エネルギー
第一〇章 必要なのは電力改革とスマートグリッドによる需給管理
第一一章 進む地域の自然エネルギー
第一二章 岩手県紫波町にみる環境エネルギー社会の未来
第一三章 結論─これからの環境エネルギー社会
附録:大学で「自然エネルギー一〇〇%」を!

著者プロフィール

鮎川 ゆりか(アユカワ ユリカ)

千葉商科大学 政策情報学部 教授
1971年上智大学外国語学部英語学科卒。1996年ハーバード大学院環境公共政策学修士修了。1988~1995年まで原子力資料情報室の国際担当。日本のプルトニウム政策転換のための活動に従事。1997~2008年までWWF(世界自然保護基金)気候変動プログラム・グループ長/特別顧問。国連気候変動枠組み条約国際交渉で京都議定書のルール作り、発効、2013年以降の枠組み交渉を追ってきた。また企業の先進的取り組みを導くプログラム、日本に自然エネルギーを導入するための活動を展開。2008年G8サミットNGOフォーラム副代表。衆参両議院の環境委員会等で参考人意見陳述。環境省の中央環境審議会「施策総合企画小委員会」、「持続可能なアジアの環境人材育成検討会」委員、「グリーン電力認証機構」委員を歴任。現在千葉県市川市環境審議会会長。2011年上智大学マスコミ・ソフィア会より「第21回コムソフィア賞」受賞。翻訳「プルトニウム燃料産業」(1995年 七つ森書館)。諸富徹との編著『脱炭素社会に向けた排出量取引』(2007年 日本評論社)、『e-コンパクトシティが地球を救う』(2012年 日本評論社)など他多数。2010年4月より現職。