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森田勇造 文・写真
B5判 並製 143頁
定価 3,500円+税
ISBN978-4-86251-131-7 C1039

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内容

中央アジアの大地は、草や木がほとんどなく、見わたす限り灰褐色で、乾燥した大変厳しい自然環境だ。有史以来、民族戦争や侵略行為の絶えることがなかった、民族と文化の坩堝と化した地域でもある。中央アジアの厳しい環境下で逞しく生きている人々の風俗習慣等の生活文化と、「ユーラシア大陸横断鉄道の旅」を、写真と文で紹介する。

目次

はじめに

1イラン(平原の民、トルクメン)
アルタイ系牧畜民トルクメン
平原に生きる知恵
女の仕事とファッション
妻としての理想的条件
子どもたちの遊びと仕事
結婚式とすもうと夜ばい

2イラン(避難民カザック族)
カスピ海東岸のカザック族

3アフガニスタン
遊牧民、クチ族の女の戦略
騎馬民末裔の農耕民、ハザラ族
シルクロード時代の宿場町

4キルギス
古代の牧畜民が作った石人、バウバウ

5カザク
古代人の描いた岩面画

6ウズベク
オアシス都市のバザール(市場)
魔法のランプ
タシケントの子どもたちの伝承遊び

7ユーラシア横断鉄道の旅
朝鮮半島から天山を越えて
食料品があふれるアルマ・アタの市場
あり余る緑の大地
カザク米とアラル海
ウラルからロシアへ
リスボンに夕日を見る

著者プロフィール

森田 勇造(もりた ゆうぞう)
昭和15年高知県宿毛市生まれ
昭和39年以来、世界の諸民族の生活文化を踏査し続ける。同時に野外文化教育の研究と啓発、実践に努め、青少年の健全育成活動も続ける。元国立信州高遠少年自然の家所長。現在、社団法人青少年交友協会理事長、野外文化研究所所長、野外文化教育学会顧問、国立大学法人東京学芸大学客員教授、博士(学術)、旅行作家。
〈主要著書〉
『日本人の源流を求めて』(講談社)昭和48年、『わが友、騎馬民』(学研)昭和53年、『日本人の源流』(冬樹社)昭和55年、『シルクロードに生きる』(学研)昭和57年、『「倭人」の源流を求めて』(講談社)昭和57年、『秘境ナガ高地探検記』(東京新聞社)昭和59年、『チンギス・ハンの末裔たち』(講談社)昭和61年、『アジア大踏査行』(日本文芸社)昭和62年、『天葬への旅』(原書房)平成3年、『ユーラシア二一世紀の旅』(角川書店)平成6年、『アジア稲作文化紀行』(雄山閣)平成13年、『地球を歩きながら考えた』(原書房)平成16年、『野外文化教育としての体験活動─野外文化人のすすめ─』(三和書籍)平成22年。